【河内長野市】月がみちて、心がはずむ、特別な日。5月31日「満月PON」を観心寺で開催。南河内の30組が重要文化財に集まります。

※提供:満月の日様
2026年5月31日、月が“まあるく”満ちる日に、観心寺の恩賜講堂でイベントが開催されます。「満月PON 〜made in 奥河内ver.〜」と名付け、河内長野市・富田林市・千早赤阪村・河南町など、南河内で活動する約30組が集まります。時間は11時から15時頃までで、観心寺の入山料が必要です。

恩賜講堂 外観 ※提供:満月の日様
恩賜講堂は、普段未公開となっている重要文化財です。その歴史ある場がイベントの会場になることについて、主催者たちも「本当に特別な出来事」だと話します。また、開催にあたって「この南河内に住む人たちの、暮らしを支える素敵な人たちがこんなにいることを知ってほしい」と話すのは、主催者のひとりである「和韓ごはんと、甘いのと。」の山﨑さん。

恩賜講堂 天井 ※提供:満月の日様
顔ぶれを見ていると、暮らしがぎゅっと詰まった感じがします。野菜、果物、お弁当、焼き菓子、珈琲、カレー、ベーグル、パニーニ、燻製ソーセージ、クラフトビール。食だけでもこれだけのバリエーションがあって、さらに雑貨や衣服、陶器やステンドグラスなどの作家、青空ヘアサロンまであります。
古民家でレコードを流しながら珈琲を淹れる人。自然栽培で野菜を育てる人。草むしりのときにも着られる日常着をつくる人。自分たちの手で場を育てながら、それぞれが南河内で、自分たちの暮らしや営みを続けています。

2023年から満月の日にあわせて、小さく続けられてきたイベント「満月の日」。今回は出店者を南河内に限定し、特別に「満月PON」と題して開催されます。満月を見て跳ねるうさぎのように、心が弾む時間になれば――という思いが込められているそうです。

※提供:満月の日様
今回は、観心寺住職による法話と「月輪観(がちりんかん)」の瞑想体験も予定されています。「月輪」とは満月のこと。その満月のまあるい輪郭を見つめながら瞑想する初心者にもやさしい瞑想法です。星塚を巡ったあと、国宝本堂の内陣で法話を聞き、瞑想をはじめます。なお、瞑想体験は定員20名の事前申込制です。詳細はInstagramで案内されています。

観心寺 金堂(本堂)
当日は、出店者も来場者も、はじめて会う人が多いはず。挨拶を交わすことからはじまり、お店の品に触れてみて、試してみたり、食べてみたり――体験を重ねていく。そんな小さなきっかけから、自然と笑い声が増え、場が少しずつ満ちていく様子が目に浮かびます。

遠くまで行かなくても、ネットで探し回らなくても、日々の暮らしを支える人やものは、実は身近な場所にもあります。古くからこの地域の人々をつないできた観心寺。そこで開催される「満月PON」もまた、人と人とをつなげて広げていく場となりそうです。
南河内にはまだまだ知らないお店や活動がたくさんあります。「満月の日」をきっかけに、身近な場所を少し探索してみたくなる人もいるかもしれません。
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