【河内長野市】南河内に出没! 2年目を走る黒いキッチンカー「悠々自適」。野菜ソムリエが作る、ちょっと変わったシフォンケーキ

南河内でイベントに出かけると、ちょくちょく見かける黒いキッチンカー。自家焙煎コーヒーとシフォンケーキがウリの「悠々自適」さんです。

店頭には、プレーンやチョコレートなどさまざまな味のシフォンケーキが並びます。この日、気になったのは「京都産黒七味のシフォンケーキ」。

生地に見える黒い粒々は、黒七味の香辛料
ふわふわでありながら、しっとりとした生地に黒七味の風味が広がり、後味にはほんのりとした辛さが残ります。黒七味が好きな奥さまのために、試しに作ってみたことがきっかけなのだとか。

ほかに、トマトジェノバやほうれん草バターなどの野菜系をはじめ、赤ワイン、ヘーゼルナッツ、アールグレイといった種類があり、ブロッコリー&柚子など斬新な組み合わせのものが並ぶことも――その時々の味わいが楽しめます。

鮮やかなオレンジ色の黄身が特徴の頑固卵を使ったプレーン(写真右列)
シフォンケーキといえば、丸くて高さのある形を思い浮かべる人も多いと思いますが、オーナーの西田さんは「一度にそんな大きさを食べられるかな?」と思い、小さめの食パン型で焼いて、一つひとつ食べきりやすいサイズで販売することにしたそうです。

一人でも気軽に食べやすく、気になる味をいくつか選べるのもこの形ならでは。お客さんにも好評なのだとか。常連客の中には、家族で食べたり会社の人に配ったりするために、全種類をいくつもまとめて購入する人もいるそうです。暑い季節には、冷たいソーダドリンクや自家焙煎のアイスコーヒーとの組み合わせもよさそうです。

「悠々自適」を営む西田瑞樹さんは、もともと本格的な和食や鶏料理を提供する店で、料理人として働いていたそうです。充実した毎日を送りながらも、「好きなことができるのは今しかない」と一念発起し、約1年半前にキッチンカーをスタートさせました。野菜ソムリエやお肉検定の資格も持ち、これまでの経験を生かしながらメニューを考えています。

場所やイベント内容によっては、弁当やオードブルなどを準備することもあるそうです。2026年10月には、自身が主催するマルシェの開催も予定しているとのこと。キッチンカーや物販のほか、鷹匠や大道芸なども楽しめるイベントを構想しているといいます。
下記の投稿は、オードブルのケータリングの一例です。
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キッチンカーを始めた頃は分からないことも多く、会員となっている「一般社団法人キッチンカーマルシェ協会」にはとても助けられたと話す西田さん。出店を続けるなかで仲間にも恵まれ、今ではシフォンケーキを楽しみに、わざわざ出店場所を調べて足を運んでくれる人もいるそうです。

取材した日にも、商品を選びながら西田さんと言葉を交わすお客さんの姿がありました。味を楽しみに訪れる人、西田さんとの会話を楽しむ人――黒いキッチンカーのまわりには、少しずつ顔なじみが増えているようです。訪れた人にゆったりと過ごしてほしい、そんな思いから付けたという「悠々自適」の屋号が、その場の空気にも重なっているように感じられました。

ある日のシフォンケーキのラインナップ
直近では、2026年7月18日から20日までの3連休に、「道の駅 奥河内くろまろの郷」や「道の駅かなん」などで出店予定です。南河内で黒いキッチンカーを見かけたら、どんなシフォンケーキが並んでいるのか、のぞいてみてくださいね。
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