【河内長野市】ハンドメイド作家の作品を“手に取って選べる”。委託販売の実店舗「m-ya.style」が4月10日オープン

河内長野市北青葉台に、ハンドメイド作家の作品を扱う委託販売の実店舗「m-ya.style」が、2026年4月10日にオープンしました。

店内には、アクセサリーや雑貨など、さまざまなジャンルのハンドメイド作品が並びます。ハンドメイド作品は一般的にオンライン販売が主流となっている中で、地域では数少ない、実際に手に取って選べるお店です。

オープン時には、47名の作家が参加。これまでの活動の中でつながった作家に加え、公募で参加した方も含まれています。また、男性の作家も5月から2名参加される予定です。

多くの作品が並ぶ店内は、作家ごとに1棚ずつ配置されています。グレーのボックスが使われており、作品が見やすく映えるよう工夫されています。

ジャンルは限定せずに、金属や革、布など幅広く扱っているといいます。

委託販売の仕組みには2つの区分があります。ひとつは通常の作家枠、もうひとつは委託販売が初めての方向けの「STEP01」です。「STEP01」は1か月のお試し形式で、無理のないペースで活動を始められるよう設けられています。どちらの区分でも、作品の世界観や丁寧さなどを基準に選考が行われます。この区分は、購入する側にも伝えるそうです。初心者の方を応援するような関係性づくりにつながればと考えているとのこと。

また、実店舗のオープンに先立ち、4月1日から5日にかけてライブ配信による販売も実施されました。多くの作品が購入され、現在も実店舗と並行してライブ配信を定期的に続けていく予定とのことです。

このお店を立ち上げたのは、「マーヤ姉」の愛称で親しまれている松木さん。屋号の「m-ya.style」は、自身の名前「摩樹」の頭文字「m」と、娘さんの名前から取った「ya」を組み合わせたものです。
マーヤ姉がハンドメイド作家として活動を始めたのは6年前。娘さんが寮生活に入り、時間ができたことをきっかけにアクセサリー制作を始めました。初めて出店した際、自身の作品が次々と手に取られていく様子を見て、「自分の作ったものが人を喜ばせることができる」と感じたといいます。その様子を横で見ていたご主人のほうが感動していたとも伺いました。

その後、思うように売れず悩んだ時期もあったそうですが、ご主人の支えもあり活動を継続。現在は、ジェスモナイトという樹脂素材を使った作品を中心に、作家としても活動しています。石のような質感を持ちながら自由に成形できる素材で、什器として制作したことをきっかけに注目を集め、その道に進むことを決めたそうです。

実店舗を構えることになったのは、偶然の出会いがきっかけでした。自宅が手狭になり、作業場を探していた際、公園の前にある空き店舗を見つけたといいます。以前から店舗を持つことは夢のひとつだったそうで、その場所を見たときに「ここでお店をしたい」と感じて即決。どんなお店にするかは、そのあとに考えたそうです。こうした行動力は友人からもほめられますと笑うマーヤ姉。

取材時には、コミュニケーション力の高さも印象的で、ライブ配信や対面での販売など、人と関わる場を大切にされている様子が伝わってきました。また、ライブ配信を行う理由については、購入する側だけでなく、作品を預ける作家にとっても、自分の作品がどのように扱われているかが見えるから。そうした点が安心感につながると話してくれました。

多くの作品が並ぶ店舗内のレイアウトは、都度マーヤ姉が手を入れます。訪れるたびに見え方が変わるよう、工夫されているとのこと。作家の方たちにも了承を得て、マーヤ姉が思うように配置していきます。作品の良さを理解しているからこそ、魅力的に見える方法が考えられるといいます。買い手と作り手、双方の視点でお店づくりをされています。

お店を構えたことがきっかけで、これまでSNS上でつながっていた作家同士や、購入者との交流が生まれる場にもなっています。買い手と作り手、そして作家同士をつなぐ場として、「m-ya.style」は新たな拠点となりそうです。
※写真の作品は撮影時のもので、売り切れている可能性があります。
- 住所
- 〒586-0068 大阪府河内長野市北青葉台29-3 パークサイド青葉1F
- 営業時間
- 12時~17時
- 定休日
- 木
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※情報は取材当時のものです。来店の際は公式情報をご確認ください。






