【河内長野市】小深の山奥にひっそりと「静けさが心地いい」古民家カフェ「野風」さん。縁側のランチに癒されます。
河内長野市小深に、古民家をリノベーションされたカフェがあります。お店の名前は「野風」(のかぜ)さんです。お店は国道310号線沿い、南海バス小深口バス停車前にひっそりとありました。訪れた日は2025年1月の少し雪が残る寒い日でしたが、お店には昔ながらの石油ストーブがあり、じんわりと温めてくれました。そして縁側の席には冬の日差しが差し込んで、和の空間を心地よく温めてくれます。早速メニューを確認すると、「うどん」「定食」「丼もの」「カレー」どれもボリュームがあって美味しそうです。迷いましたが「トンカツ定食」「カツカレー丼」そして店主のおすすめと書かれた「すじこんうどん」を注文しました。待っている間に気がついたのですが、店内はBGMが流れておらず、静かです。ただ「静か」なのではなく「心地よい静けさ」です。時より外の風の音がするのと、野鳥の声。そして厨房から聞こえてくる揚げ物の音。食事を頂く前からとても贅沢な時間を満喫した気分です。
さて、先に「すじこんうどん」が来ました。お出汁の良い香りがふわりと漂います。うどんはコシがあって食べ応えがあり、お出汁も味も最高です。すじ肉とこんにゃくがしっかりコクがあって、出汁と合わせ頂くと本当に美味しいです。
「トンカツ定食」は衣がサクッとあつあつで濃いめのソースがよく絡んで美味しいです。ご飯と味噌汁、付け合わせのサラダ、煮物もあってボリューム満点です。お腹いっぱいになりました。
「カツカレー丼」はカレー好きには嬉しい見事なボリュームです。ルーがトロリとしていて和風味ですが、しっかりとスパイスも効いていました。カツにトロトロのルーが絡んで最高です。びっくりしたのですが、カレーの中にどっさりお肉が入ってます。大満足でした!「野風」さんの店主、早川さんにお話を伺うと、奥様とふたりで古民家カフェをオープンするのが「老後の夢」だったそうです。ご友人の力も借りて、古民家をリノベーションし、早川さん自らも改装工事に携わり、2020年8月に「野風」をオープンしました。今では近くの観光スポットや「金剛山の登山客」そして「サイクリング」のお客さんも来られるようです。店内は和モダン風の落ち着いた雰囲気で「縁側から見える静かな外を眺めながら」「ストーブの火の揺らぎを見ながら」「欄間の繊細なデザインに見惚れながら」と、色んな角度から古民家ならではの癒しスポットがありました。
せっかくなので「野風ブレンド」と書かれたホットコーヒーも頂きました。スイーツも充実しているので、食事だけでなく「ちょっと一息甘い物」を食べに来るのもいいですね。最後に、早川さんにお願いしてお店の前で記念撮影させて頂きました。奥様は恥ずかしいとのことで2ショットは叶わず…残念!玄関に置かれた看板「早川整骨院」について伺うと、なんと店主の早川さんは「柔道整復師」の資格をお持ちなんです!完全予約制で施術されてますので、気になった方はお問い合わせしてみて下さいね。美味しいご飯と、美味しいコーヒー、優しいご夫婦の笑顔に癒されながら「野風」さんでゆっくり静かな時間を過ごしませんか。お店の新メニューやお休みの日は、Instagramからチェックできますよ。お店の空きスペースでは、1日1組限定の「ディキャンプ」も実施中です。
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