【河内長野市】そろそろホタルが飛び交う時期。高向公民館で「知ル!見ル!ホタル」5月31日開催。身近な自然から会話が生まれる。

大阪府

知ル!見ル!ホタル

河内長野市高向で、ホタルについて学びながら観察も行う講座「知ル!見ル!ホタル」が、2026年5月31日に開催されます。参加無料で、時間は19時から21時まで。会場は高向公民館です。

知ル!見ル!ホタル

過去開催の様子 ※提供:かわちながのホタル復活プロジェクト様

この講座では、河内長野市内で見られるホタルの種類や生態について紹介され、その後、実際の生息域まで足を運んで観察します。

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※提供:かわちながのホタル復活プロジェクト様

日が落ちて、周囲の輪郭が消え始める頃、ホタルの光が標のように浮かび上がります。その幻想的な風景を身近に見られるとあって、例年、親子連れの参加も多いとか。自然のものなので、天候や状況によって観測できないこともあるそうです。

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※提供:かわちながのホタル復活プロジェクト様

高向をはじめ、河内長野市内では、ゲンジボタル・ヘイケボタル・ヒメボタルの3種が確認されています。中でもヒメボタルは、川辺ではなく山の斜面などに生息し、飛行場の滑走路灯のようにチカチカと点滅する光り方が人気があるといいます。

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※提供:かわちながのホタル復活プロジェクト様

大阪府ではヘイケボタルとヒメボタルは準絶滅危惧種に指定されています。河内長野市内でもホタルの数は以前より減ってきていますが、意外と広い地域でまだ見られるそうで、日野や東片添、小山田、清水などで観測されており、河内長野駅近くにも生息しているとのこと。

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護岸の川辺では蛹になる場所が限られる(高向地域の石川の様子)

近年はホタルが生息できる水質環境は改善されてきており、幼虫が過ごす環境は整いつつあるそうです。その一方で、今の課題となっているのが水辺の周辺環境です。水辺で過ごした幼虫が陸に上がり、蛹になるための柔らかい土の場所が不足しているといいます。

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子ども食堂の出前教室で解説する代表の山下さん ※提供:かわちながのホタル復活プロジェクト様

今回の講座を主催する「かわちながのホタル復活プロジェクト」では、生息調査や幼虫の人工飼育・放流、河川清掃など、地域の環境を維持する取り組みが続けられています。2002年から活動が続き、メンバーも入れ替わりながら、現在は80代から大学生までの約10人が関わっています。高向で行われるこの講座は、もう15年ほどになるそうです。

代表を務める山下さんが、この活動の背景についてこんな話をしてくれました。以前、仕事で岩手県盛岡市に住んでいた頃、中津川に鮭が遡上する光景を見た経験があるそうです。その時期になると川周辺に人が集まり、「今年も来たね」「おかえり!」など声が交わされる。そんな風景が心に残っているといいます。

知ル!見ル!ホタル

※提供:かわちながのホタル復活プロジェクト様

「今年も見ましたね」「ホタルの季節ですね」。ここでもそんな会話が交わされるような環境を後世に残したいと話してくれました。ホタルの性質を知り、間近で観察できる環境がすぐそばにあります。講座への申込は5月3日から始まっています。

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