【河内長野市】こどもたちの教育に、おとなたちが向き合う場。「こども未来まなびフォーラム2026」4月18日開催。
取材でお話を伺ったとき、こどもたちへの教育の話でありながら、おとな社会の多様性を見つめ直す内容でもありました。2026年4月18日、河内長野市立市民交流センター(キックス)で「こども未来まなびフォーラム2026」が開催されるとのこと。

テーマは「これからの学校教育と河内長野市の挑戦」。こどもたちの教育環境について、さまざまな立場の大人が集まり、みんなで考える場として開かれます。

このフォーラムは、地域でこどもたちと関わる人たちの活動から企画されたものです。中心となっているのは、おしお幼稚園の園長・安本さん、NPO法人オルケスタの理事長・横山さん、会社員で河内長野市教育委員でもある小山さんの3名で、こども未来まなびプロジェクトのメンバーです。

左 NPO法人オルケスタ 理事長・横山さん/右 おしお幼稚園 園長・安本さん
教育現場を目の当たりにしている安本さんらは、自分たちが育ってきた時代と今の教育のあり方の違いについて話してくれました。競争社会から個性を大切にしようという社会の動きにあわせて、教育現場でもこどもたち一人ひとりに寄り添った環境づくりに努めています。ただ、時代が変遷中のため、まだ全体として足並みが揃いにくい状況でもあるそうです。
そこで、子どもたちの親をはじめ、幼稚園や保育園の先生、小中高の教師、支援教育者、教育長、行政が一堂に会する場を設け、いま一度、より良いかたちをさまざまな角度から考えていきたいとしています。討論するのではなく、みんなで考える。そのプロセスに、このフォーラムの意義があるのかもしれません。

第一部では、教育アドバイザーの工藤勇一氏による講演を実施します。公立や私立の小中高で校長を務め、宿題や定期テストの廃止など教育改革も行いました。2026年4月1日から河内長野市の教育スーパーバイザーに就任される予定です。子どもの主体性と当事者性が大切だという教育論を持ち、当日は「社会の変化とこれからの学校教育」について語られます。
第二部では、西野修平市長、小川祥教育長とともに、パネルディスカッションが行われます。西野市長はSNSで、今後の教育の方向性についても言及しています。「地域がまるごと学びの場」となることをめざし、学校・家庭・地域・企業・行政がつながる中で、こどももおとなも関わりながら学びの場を広げていく考えを示しています。
このフォーラムの主催である「こども未来まなびプロジェクト」は2024年に発足。映画『こどもかいぎ』の上映会がきっかけでした。映画のなかで、こども同士がお互いの言うことに耳を傾けはじめ、どうすればお互いにとってよいかを考え出し、相手と関係を築こうとする姿にはっとさせられたそうです。
耳を傾けるという当たり前のことでも、気づかぬうちに大人の都合を優先している場面が増えていないか。そうした気づきから、子どもたちとの関わり方を改めて考え直したといいます。

子どもとの関わり方は、親としても悩みどころです。それぞれの視点での関わり方を模索する場。誰かに責任を預けるのではなく、みんなで考えていく時間です。隣のひとの意見に耳を傾け、関係性を築こうとする姿勢がより良い学びにつながるかもしれません。
これは、こどもの話でもあり、おとなの話でもある。
この機会に、地域のこれからについて話し合う場に参加してみませんか。
フォーラムへの参加はフォームより受付中です。参加費は500円となっています。
河内長野市立市民交流センター(キックス)はこちら↓






