【河内長野市】この下着への熱意はどこから? HEAVEN Japanのポップアップショップへ行ってきました。2月8日までノバティながので開催。

※提供:株式会社HEAVEN Japan様(プレスリリースより)
あるサイトで見つけた「防災下着」。その着想に目が留まり、実物を見てみたくなりました。ちょうど期間限定のポップアップショップがあると聞いて、足を運んでみることに。

駅直結のノバティながの北館3階、エスカレーター横に、下着メーカーのHEAVEN Japanのポップアップショップが出店しています。期間は2026年2月8日(日)まで。千代田駅近くに本社を構え、普段はオンライン販売が中心だといいます。ポップアップは、東京や大阪など各地で月に2~3回ほど行っているそうです。

防災下着のコーナーで対応してくれたのは、広報担当の梅井さん。入社12年目のスタッフで、気になる点をひとつずつ丁寧に教えてくれました。

さっそく、防災下着について聞いてみました。サイズはM、L、LL、3Lの4展開。ブラとショーツには、高い伸縮性と速乾性のある素材を使っており、身体にフィットしやすいのが特徴です。洗っても乾きやすく、避難時の洗濯の負担を減らす工夫が見えます。干していても目立ちにくいユニセックスデザインで、洗い替え用に2セットが用意されています。

また、給水車の到着までをおよそ1週間と想定し、コットンシート7枚と、それを入れるためのサニタリーポリ袋3枚もセットに含まれていて、防湿・遮光性に優れたアルミ製のチャック付きポリ袋にこれらがすべて入っています。実際に被災した方の声をもとに、「現場で困ったこと」をひとつずつ拾い上げて形にした内容だといいます。
救援物資は食料品が中心になることが多く、下着が届かないケースも少なくありません。仮に届いたとしても、サイズが合わなかったり、数が足りなかったりすることもあるそうです。着の身着のままで避難する状況では、身につけているものだけでやり繰りする大変さがあった――そんな体験談が、商品づくりの背景にあります。

※提供:株式会社HEAVEN Japan様(プレスリリースより)
HEAVEN Japanが「防災」と「下着」を結びつけて考えるようになったのは、2022年から。防災バッグに下着を入れることを呼びかける活動を始めたきっかけは、スタッフのひとりが就寝中に地震を経験したことでした。そのときは避難する事態にはならなかったものの、「寝るときの格好で外に出られるのか」「防災バッグに下着は入っているのか」と、身近なところから不安が広がったといいます。

社内で確認してみると、そもそも防災バッグを用意していないスタッフも多く、そこからオンライン上でユーザーへのアンケートを実施するようになりました。2024年時点の調査では、防災バッグを準備している人は全体のおよそ半数。さらに、バッグの中に下着を入れていると答えた人は、全体の約16%にとどまっていました。実は2021年にも同様のアンケートを行っていましたが、2024年の結果と大きな差はなかったそうです。
理由として挙がったのは、「普段使っている下着はかさばる」「いつもの下着があるから、特別に準備する必要を感じない」といった声でした。そうした意見を受けて、「準備のハードルそのものを下げることが必要なのではないか」と考えるようになり、防災下着セットの開発につながっていったといいます。

加えて、避難所で洗濯するときにはサラダスピナーが便利ですよと梅井さん。防災バッグに準備するほどでもないが、手元にあれば脱水に使えますとアドバイスをいただきました。防災に関して、下着と関係ない知識もたくさんお持ちで、かなりお調べになったことが感じられます。下着を通して、防災意識を高めてもらうように、これからも啓発活動は続けていくとおっしゃっていました。

※提供:株式会社HEAVEN Japan様(プレスリリースより)
ポップアップショップには、防災下着だけでなく、普段身に着ける下着も並んでいます。かなりパンチのある商品名ばかりですが、HEAVEN Japanは「適正下着(R)」という、身体の特徴にフィットするように商品を展開されています。人によって、骨格、肉質、身幅、胸の形や容量、それに背中の肉付きまで、多種多様であるため、フィットさせるには、ただ数値で判断するのではなく、立体的に捉える必要があります。
そのため、カップとアンダー、さらに着け心地のタイプを組み合わせると、合計で86通りにもなります。サイズ展開の豊富さに驚きました。かなりの種類でなにを選んでいいか困りそうですが、このポップアップショップでは試着することが可能です。通常はオンラインのみの販売なので、これは願ってもないチャンスかもしれません。

ということで、試着させていただきました。通りから目立たないフィッティングルームで、スタッフの方に採寸してもらい、着け心地にあった商品タイプを選びます。サイズに近いものから着用して、身体にフィットしているか確かめていきます。カップ数などは気にせず、着用感で決めるのがHEAVEN Japanの基本。体のラインなど見た目を含め、機能性を重視します。

※提供:株式会社HEAVEN Japan様(プレスリリースより)
試着してみて感じたことは、まず姿勢が伸びて、身体が軽くなった気がします。肩への負担も少なく、骨や肉が正しい位置に収まったようにも感じます。締め付けのないものを選びがちですが、これはフィットしながらホールドされているので、締め付けは気になりませんでした。口コミでも同様の意見をいただくことがあるようです。

試着したあとは、自分の体の特徴をマップのように可視化してもらえます。
採寸してくださったスタッフの方も、梅井さんも、社内のスタッフ全員が自社商品を着用しているといいます。理由は、かなり細かいところまでマイナーチェンジするため。ブラ本体とヒモを結ぶ金具の形状ひとつとっても、ユーザーの方のちょっとした声も拾いながら、それを自分たちでも確かめながら、日々商品を更新し続けているそうです。

※提供:株式会社HEAVEN Japan様(プレスリリースより)
防災下着から商品開発まで、取材を通して見えてきたのは、この下着への熱意の奥に、「自分たちと同じ女性が、健やかにHAPPYでいてほしい」という想いがあることでした。女性同士だからわかる共感と、小さな気づきも拾う姿勢、それをあきらめずに続けていく行動力。仕事の役割を越え、同じ女性としての立場を大切にしていると感じました。
期間中、ポップアップショップでは、不用になったブラの無料回収を行っており、ノバティながの限定でショーツの特価品も並んでいます。

本日1月24日11時からは、お菓子のつかみ取りもあるそうです。31日にはシール交換会を実施。サイズ展開がわかりやすいカタログも無料で配布されているほか、期間中に来店すれば、全員にクーポンが当たるガチャガチャもあります。

子ども連れでも、駅からの帰り道でも、買い物途中の通りがかりでも、気軽に立ち寄ることができます。

店頭でスタッフと少し話すだけでも、自分の体の見方や、備えの考え方が少し変わるかもしれません。
- 住所
- 〒586-0015 大阪府河内長野市本町24-1
- 営業時間
- 2026年1月9日(金)~2月8日(日)の期間中、10時~19時
- 最寄り駅
- 南海高野線・近鉄長野線「河内長野駅」
※情報は取材当時のものです。来店の際は公式情報をご確認ください。





