【河内長野市】三が日最終日、地域に親しまれる千代田神社の「お菓子撒き神事」。お正月の締めくくりに。

2026年の三が日も最終日。お正月の締めくくりとして1月3日(土)には、千代田神社で「お菓子撒き神事」が行われます。千代田神社といえば、「お菓子撒き」のイメージが地域に定着しています。2014年7月に催された「千代田天神祭」から始まり、今では年始にも行うようになりました。始めたきっかけは、とてもシンプルで「子どもたちに喜んでほしいから」と話す、宮司の吉田さん。

過去開催の様子 ※提供:千代田神社様
どの子にも手に渡るように、毎度たくさんのお菓子を用意されています。神事は11時からスタート。来賓の方や巫女さんが、舞台の上からお菓子を撒きはじめます。子どもたちは両手を広げてお菓子をキャッチ。楽しそうな笑い声が響き、境内は多くの人でにぎわいます。

過去開催の様子 ※提供:千代田神社様
ある夏の天神祭で撒きたい子を募ったときには、予想以上に多くの子どもたちが手を挙げて驚いたそう。でも、実際に撒く側に立つと、自分がお菓子を取れない状況にいることにジレンマを感じる子もいたとか。それだけ、この行事を楽しみにしていることが伝わってきます。
吉田さん自身も子ども時代を振り返り、地域の方たちとのこうした思い出が、今も心に残っているそうで、当たり前にあった地域とのつながりを、これからも続けていきたいと話してくださいました。

参拝される際に、拝殿前に飾られた大きな絵馬が目に入ります。大阪千代田短期大学の学生が手掛けたもので、こちらも地域とのつながりのひとつ。毎年、境内に華やかな彩りを添えています。

江戸時代以前に創建されたと伝わる千代田神社。この地にはかつて天神社・天満宮・菅原神社などがあり、祀られている2つの神像は、12~13世紀頃のものとされています。明治40年には周辺の神社と合祀され、現在のかたちになりました。

千代田神社は、地域の信仰が途切れることなく受け継がれてきた場所。お菓子撒きのにぎわいもまた、その長い歴史の延長線にある、今この瞬間の風景なのかもしれません。
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