【河内長野市】“お米クーポン”最終日、間に合う?「米のきのした“新米祭り”」が11月30日(日)に開催されます。今年も行列必至です。

北青葉台にある「米のきのした」の恒例イベント「新米祭り」が、2025年11月30日(日)に開かれます。今年で10年目となる節目。毎年多くの方が列を成し、昨年は販売1時間ほどで完売したそうです。人気の理由は、店主・木下さんが全国から選び抜いた、おいしいお米が並ぶから。

当日、先着順で販売されるのは「清水一号(限定50袋)」「五郎兵衛米(限定50袋)」「コシヒカリ(限定100袋)」の3種類です。初めて聞く名前もあるかもしれませんが、それぞれに個性や背景があり、木下さんいわく「どれも自信を持っておすすめできるお米」だそうです。

「清水一号」は、岐阜県中津川市の平均年齢77歳の6人が、18年かけて開発した品種。倒伏しにくい稲の強さが特徴で、すっきりとした味わいとのこと。米のきのしたでもリピーターの多い銘柄で、一度食べたらまた買いたくなるお米です。

「五郎兵衛米」は、特別栽培米という認証が付いたコシヒカリ。一般的な栽培方法より農薬や化学肥料(窒素成分)を抑えて育てられており、生産量が限られていることから“幻のお米”とも呼ばれています。市内で購入できるのは「米のきのした」だけなんだとか。

「コシヒカリ」は長野県産で、安定した収穫量と独自の栽培技術を持つ生産者・武井さんのお米。丁寧な管理のもと、手頃な価格でも味に妥協がない一品です。安くておいしいと評判で、取り扱う飲食店も多いといいます。(写真の価格は通常価格です)

過去開催の様子 ※提供:米のきのした様
この3種類は、いずれも通常販売価格より1,000円安く購入できます。また、府や市が発行する“お米クーポン”も利用可能。イベント当日は、大阪府発行分の使用期限の最終日となるため、まだ使っていないなら、この日がラストチャンスです。

麵坊万作のかやくご飯 ※提供:米のきのした様
お米の販売だけでなく、当日は麺坊万作のかやくご飯、ソラトオベントウの秋の実り弁当、もういっこクレープのクレープ、SPY KitcheNのおにぎりバーガーも登場します。さらに、武井さんが作った長野県産の野菜も並ぶ予定です。

木下さんのお米への真摯な姿勢は、会話の端々から伝わってきます。胚芽だけを残す特別な精米技法、真空パックにする理由、ブレンド米の配合方法――そのひとつひとつに、経験に裏打ちされた根拠と熱い想いが込められていました。当日は、木下さんと直接お話するのも楽しいと思いますよ。
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