【富田林市】自分好みの“クラフトビール”で新春のお祝い。寺内町の「バンリノハルビアホール」が本日1月2日(金)から営業します。

寺内町にある「バンリノハルビアホール」は、店内でクラフトビールを醸造しているブルーパブ。万里春酒造が手がけており、気軽に本格的なクラフトビールが楽しめます。

種類は、ヴァイツェンやスタウトなどの定番から、季節ごとに旬のフルーツなどで作るものまで、常時10種類ほど。サイズをMかLか選べるので、試せる種類も広がります。

取材時には2種類をいただきました。ひとつめはアンバーエール。きれいな琥珀色をしたビールで、ひと口飲むと、カラメルの風味が香り、コクと甘みが口の中に広がります。

ふたつめはヘイジーダブルアイピーエーで、2周年を記念して作られたビールです。過去最大量の麦芽とホップを使用されているとのことで、香りの豊かさとすっきりとした後味が絶妙でした。

世界各国のビールが集まる「インターナショナル・ビアカップ」で、2024年、2025年と続けて受賞しており、その味わいは高く評価されています。

お店で提供するクラフトビールは、すべて南さんがひとりで醸造されています。三重や岩手、島根など各地の醸造所で経験を積み、大阪の上方ビールの醸造責任者を経て、万里春酒造の六代目・石田さんと出会ったことで独立を決意。旧酒蔵をクラフトビール醸造所へと再生させました。

その醸造所には大きなタンクが10本ほど並んでいます。はじめて旧酒蔵であるこの場所を見たとき、一人で仕込むには広すぎると感じたそうです。片づけも石田さんと二人で行っていましたが、人手が足りず、ボランティアを募ることに。結果、400名以上の方が手伝ってくれて、ようやく2年前のオープンにこぎつけたといいます。

1タンクで500リットルのビールが作れ、Mサイズのグラスに換算すると、約2,000杯にもなるとか。1タンクに対し、1日かけて仕込みを行い、1か月かけて醸造させます。ビールはほかの酒類と比べてアルコール度数が低く、酵母も扱うため、衛生面には特に気を配っているとのこと。徹底した管理のもと、夏は熱気に包まれ、冬は冷え込みの厳しい環境のなかで、ビールづくりに勤しまれています。

昨今ではクラフトビールのお店も増え、認知度も高まってきていますが、この南河内ではまだまだ知らない方も多いそう。そのため、各地で行われるイベントへの出店にも活動的で、お店でも催しを企画するなど、クラフトビールの認知向上のため、日夜努力されています。

過去開催の様子 ※提供:バンリノハルビアホール様
そのひとつが、新春の営業初日、2026年1月2日(金)に行われる恒例の餅つきイベントです。誰でも参加できるそうで、12時と14時30分の2回実施されます。振る舞い餅は投げ銭制とのことです。

過去開催の様子 ※提供:バンリノハルビアホール様
また、この日のフードは軽食のみですが、好きなフードも持ち込み可能。当日は和太鼓の演奏もあって、お祭り気分でクラフトビールが楽しめそうです。

3日・4日は通し営業です。ランチメニューはなく、グランドメニューから注文できます。ビールといえば、やはりフィッシュ&チップス。バンリノハルでも人気メニューで、千早川で獲れるマスを使われています。地元の名産を積極的に取り入れており、富田林産の旬野菜フリットもビールとよく合います。実はシェフが「zelda農園」の農家でもあり、そこで栽培されている野菜を一部使っているとか。生産者&料理人の腕が光る一品です。

写真はある日のランチメニュー
そのほか、ピザやパスタ、肉料理まで揃う幅広いラインナップに、どれにするか迷ってしまいそうです。5日からはランチメニューも始まります。ただ、3・4・5日の3日間は、仕入れの関係で一部メニューを縮小されているようなので、提供されるメニューは現地で確認してください。

世界99か国を旅し、ホステルのマネジャーやバーテンダーなど多彩な経験を重ねてきた南さん。その経験が詰まったクラフトビールを味わえるのが、ここ寺内町の「バンリノハルビアホール」です。





