【河内長野市】「TEHA‘AMANA」の革製品は、長く付き合いたいものばかり。手仕事に惹かれ、何度も触れてお気に入りを探しにいく1週間。

テハマナ

自然に囲まれた町の一画にモダンな造りの建物が見えます。小山田町にある「TEHA‘AMANA(テハマナ)」は、河内長野出身のオーナーが営む工房です。手仕事で革製品を作られていて、毎月1週間だけギャラリーをオープンしています。

テハマナ

入口には革のプレートと、季節柄大きなリースが飾られ、訪れる人をやさしく迎えてくれます。

テハマナ

ギャラリー内には、バッグ類をはじめ、財布やキーリングなど革小物が並び、スリッパやティッシュボックスといった生活雑貨も目に入ります。ひとつひとつ、使う人の暮らしを思い浮かべながら手仕事で制作されています。

テハマナ

革の種類もさまざまで、デザインや用途によって使い分けられているとか。できるだけ革を無駄にしないよう大量生産は行わず、そのときに必要な分だけで作ります。

テハマナ

それでも残ってしまう床革や端革は、小物などの企画で使ったり、手作りされている方への応援も兼ねて、ギャラリーにてお手頃価格で販売されたりもしています。

テハマナ

テハマナの革製品は、デザイン性の高さでも知られ、海外からの発注やコラボ企画なども手掛けられています。制作されるときは、インスピレーションをもとに進めることもあれば、依頼者の要望に叶う形を熟考するなど、プロセスはさまざまですが、型紙に起こして何度も試作を重ねてできあがると、いつでも“テハマナらしさ”がそこに宿ります。

テハマナ

そんな革製品が生まれる工房を、今回特別にのぞかせていただきました。「小さな工房なんですよ」とオーナーの西本さん。従業員の方3名と、西本さんで日々ものづくりをされている場所です。

テハマナ

今作られている作品を見せていただくと、革製のアクセサリーから遊び心あふれるピンバッチまで、思わず目を引くデザインです。

テハマナ

制作の途中の息抜きでつくったムカデもあって、楽しんでものづくりをされているのが伝わってきます。

テハマナ

西本さんのお人柄か、従業員の方も家族同然のように仲が良く、みんなで奥河内ラジオを聴きながら作業されているそうで、ヘビーリスナーのようです。また、ご近所に住むアメリカ出身の方もギャラリーに来られ、和やかに会話をされていました。居心地の良い空間がテハマナに広がっています。

テハマナ

「TEHA‘AMANA」の名前の由来――フランスの画家・ゴーギャンが、タヒチの少女・テハマナとの出会いから、素晴らしい作品を世に生み出したように――「使い込むほど味わい深く、愛着がわいてくる」。テハマナの革製品と出会って、そう感じてもらえたらとの願いが込められています。

テハマナ

今月のギャラリーは2025年12月21日(日)までで、次回は2026年1月21日(水)~1月25日(日)の予定です。実は、西本さんは革製品に使うミツロウのためにご自身で養蜂もされていて、夏か秋にはハチミツもギャラリーで販売されるとか。また、試作品などを不定期で販売されることもあるので、興味がある方は情報を配信している公式Instagramで確認してみてください。

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