【河内長野市】飲めない人もOK。地域交流の場「カジュアルワイン会」が、にぎわいプラ座で毎月第2火曜に開催されています。誰でも参加できる自由な会です。

シーンと静まり返った長野商店街に、ぽっと明かりが見えます。地域の方との交流の場として開かれている「カジュアルワイン会」の会場、にぎわいプラ座です。毎月第2火曜の19時30分から、個人の方や学生、経営者、地域活動されている方など、年齢層も立場もさまざまな人たちが集まります。河内長野市民に限らず、市外から参加される方もいるといいます。

ワイン会という名がついていますが、お酒が飲めなくても参加でき、自分の活動や相談ごとなどをざっくばらんに話していきます。アピールの場にしたり、解決の糸口をつかんだり、必要な人を紹介してもらったり――皆がいっしょに考え、アイデアを紡ぎ出す会となっています。すでに60回以上も開催されており、たくさんの方がここで知り合い、新たな活動が生まれてきました。少人数のときもありますが、地道に会を続けられています。

2025年12月9日（火）の会には、かつて醤油蔵を営んでいた方をはじめ、NPO法人代表、グラフィックデザイナー、イラストアーティスト、福祉団体の方、キッチンカー協会の経営者、大手企業の技術開発者、自然学校の運営者、古民家再生で町おこししている方など、バラエティーに富んだ方々が参加していました。

この日は、2年半前にはじめて参加したenのケントさんが、これまでの取り組みで何を成し、今はどんな活動をしているかを発表する場でした。当初はムリだと言われたことも、コツコツと積み重ねて形にしてきたことを、参加メンバーはとても感心していて、たくさんの質問も飛び交いました。

多くのプロジェクトを抱えているときの連絡の管理方法や、スペース貸しをするときのルール設定など――それぞれの活動に重ねた質問に、ケントさんは丁寧に答えます。皆それぞれにヒントを持ち帰り、今日のやりとりを参考に活動へ活かしていくようです。

地域にこうした場があることは、とても心強いですね。参加するには、特に連絡はいらず、第２火曜に現地へ行けばOK。費用は一律1,000円で軽食と飲み物付きです。

お互いに支え合える、ひらかれたこの場に参加してみてはいかがでしょうか。

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