【河内長野市】12月20日(土)、“流しのワイン屋”が「古民家カフェ へのへの」にやってきます! レコードの“ゆらぎ音”をからだで聴きながら、「えんがわ葡萄酒」のワインを軽やかに――。

河合寺にある「古民家カフェ へのへの」では、2カ月に一度、夜営業の日があります。2025年12月20日(土)は、レコードの“ゆらぎ音”とともに、流しのワイン屋「えんがわ葡萄酒」のワインが味わえる夜です。今月は「へのへの」が10年目に入った節目の月でもあります。

店内には、長い年月をかけて自然と集まったレコードが7000枚も並びます。棚から選ばれた曲がBGMとして流れ、当夜の空気をゆったりと満たしていきます。そんな夜にそっと姿を見せる“流しのワイン屋”。大阪府内の飲食店を巡り、顔を合わせながらワインを手渡す――「えんがわ葡萄酒」山本氏による催しです。

※提供:えんがわ葡萄酒様
ワインづくりを始めて3年目。河内長野市出身の山本氏は、畑の管理から醸造までをほぼお一人で担われています。毎年つくれる本数が限られることもあり、「できるだけ顔の見える範囲で届けたい」という思いからこの“流し”という形を選ばれたそうです。

※提供:えんがわ葡萄酒様
そのワインは――羽曳野市で獲れたぶどうだけを使い、旨味を活かすために無濾過で、過度な清澄も行わずにつくられています。こうした造りのため、ぶどう由来の成分が沈殿したり浮遊したりすることがあり、抜栓後は2~3日かけてゆるやかに変化していく味わいも楽しめるのだとか。栽培の際は、減農薬にもこだわっているそうです。

※提供:えんがわ葡萄酒様
予定しているラインナップは、ぶどうの品種をそのまま品名にしたデラウエアとマスカットベリーA。今年仕込んだ「2025デラウエアヌーヴォー」の話も聞けるそうで、もしかすると当日ラインナップに加わる可能性も。年ごとに表情の違うワインができるので、テイスティングを重ねながら、その年ならではの味わいを確かめてみてください。目の前の作り手から直接聞く醸造秘話をつまみに、奥行きを堪能するのもいいですね。

ドリンクはえんがわ葡萄酒のワインのみで、おつまみにおでんが用意されています。

店内には「ワンルーム」という犬といっしょに入れる部屋もあり、看板犬のアリィも出迎えてくれます。また、当日の12月20日は第3土曜日のため、河内長野市のバス無料デーにあたります。バスで訪れる際は河合寺バス亭下車後、徒歩2分です。

※提供:えんがわ葡萄酒様
予約は、「えんがわ葡萄酒」もしくは「へのへの」どちらかにInstagramでメッセージを。営業中であれば「へのへの」店舗の電話でも受け付けています。

寒空のなか、自然のうまみが凝縮したワインとおでんを楽しみに、あたたかい古民家カフェに駆け込んで。きっと濃厚な夜が味わえますよ。
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