【富田林市】歴史情緒あふれる寺内町で、まち歩きをもっと楽しく。参加無料の「歴史探索スタンプラリー」は12月26日(金)まで開催中です。スタートは「じないまち交流館」から!

歴史情緒あふれる寺内町で、まち歩きがもっと楽しくなる「歴史探索スタンプラリー」が開催されています。参加は無料で、期間は2025年12月26日(金)まで。

スタート地点は「じないまち交流館」です。スタンプ台紙と問題用紙を受け取り、地図に沿って問題を解きながら寺内町を巡ります。

館内資料によると、寺内町は永禄年間(1558~1569)に京都興正寺門跡・証秀上人が開いた宗教自治都市で、2018年には町全体が「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されました。

その中核となる「興正寺別院」は、本堂・対面所・鐘楼・鼓楼・山門・御成門・築地塀3棟を含め国の重要文化財に指定。現在は建物の修復中のため内部見学はできませんが、寺内町センターで写真が展示されているので、立ち寄ってみてください。

石畳の通り沿いにそびえる鐘楼は、寺内町を象徴する景観です。興正寺別院前のこの通りは「城之門筋」で、日本の道100選にも選ばれています。

町内には歴史の残る旧家も点在します。特に「旧杉山家住宅」は国の重要文化財で、石上露子の生家としても知られる建物。延享4(1747)年にはほぼ現在の形が整っていたとされます。今もなお豪商の息遣いが残り、往時の姿を思わせます。

寺内町にはカフェやランチ、雑貨店などの店舗も多く、十割そばにえごまランチ、洋館風レストラン、旧酒蔵のビアホール、USED雑貨まで――歩くほどに新しい発見があります。

スタンプラリーには、提携ショップで使える500円割引券が当たる特典も。指定の3か所でスタンプを集め、問題用紙に答えを書いて応募します。当選数は100名で、11月半ばの時点で参加者はすでに150名にのぼっているそうです。

期間中の12月6日・7日・13日・14日には、じないまち交流館でスノードームづくり体験も開催。スタンプラリーとあわせて思い出づくりにいかがです?

歴史の景色がそのまま残る寺内町。師走の慌ただしさを一歩離れ、ゆっくりと時の流れを味わってみませんか。
【駐車場について】寺内町内は細い路地が多いため、車での通行が困難な箇所もあります。車で訪れる際は、近隣のコインパーキングまたは富田林市営東駐車場が便利です。
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